dots summit 2015に行ってきました。午後から参加ボリューム満点だったので2回に分けてレポートします。

次世代のリアルマーケティングプラットフォームに挑戦するラクスルの開発体制について

システム部長田島さんによるチームビルディングあるある。
  • 人数が急に増えてコントロールできない問題
  • ドキュメントなくて属人化問題
  • 創業メンバーと新しいメンバーの確執問題
といった課題にどのように対処していったか。という話。

言い出しっぺがエバンジェリスト

解決策としては目新しいもの無くて、当たり前の事なんだけど、習慣化する為のマインドセットに触れられたのが良かった。同じ事何度も言うのは嫌だけど、やらないとダメだよね。

技術的負債の返済

創業時のメンバーに気を遣ってリファクタリングしずらいっていうケースが起こるのは、僕にとっては新鮮で、優秀な技術者が新しく入ってきてるからこそ起きる問題なんじゃないかと思う。パンドラの箱を開ける事にもつながるかもしれないから、そもそもやめとこっていう判断になる事の方が多い。それじゃダメで、生産性追求して常にリファクタリングしたいってモチベーションを持ってないといけないよね。と改めて思った。

ベストアプリW受賞を支える開発手法

VASILYの今村氏によるセッション。使ってるソフトウェアの紹介。

コミュニケーション

  • Slack:チャット
  • Trello:タスク管理
  • Qiita:ナレッジマネジメント
Slack大人気だなぁ。僕はhipchatの方がシンプルで好きです。

バックエンド

  • 検索:Solr
  • KVS:redis
  • DB:EMR,Redshift
  • 監視:NewRelic
  • 認証:Sentry
New Relicはほかの会社もすごくいいって言ってたので、調べてみよう。

ネイティブ

  • Localytics:高機能な分析ツール、アプリ内のイベントを記録。生ログをs3に転送→Redshiftへ
  • Crashlytics:アプリのクラッシュ情報、Slackに通知

1000万ダウンロードアプリ『メルカリ』を支える技術

ここもモダンな技術をどんどん取り入れていてますね。インフラ構成、自動化についてトピックが充実してました。しかし、1年間で100万→1000万DLってすごいな。
Golangで細かい自動化ツールを作っている事例が紹介されていて、効率化のツールから新しい言語にトライしていくのいいよね。



つづく